職人わくわく - Wakuwaku Workman -

−平成19年01月号−

はじめて佐々木さんに出会ったのは、西アフリカのドゴン族の村のなか、村の子供たちを集め紙ふうせんで遊んだり、 折り紙を教えたり、砂漠の真ん中で、すごいパワーの持ち主と知り合い、それも近所の歯医者さんだった。
ふたりのお嬢さんは、それぞれクリニックを開業していらっしゃる。
佐々木さんは朝8時半から診療してくれるので、私は事務所に出る前に治療することができる。
殆どの学校時代の仲間は診療をやめてしまったそうだ。
私も佐々木さんのように70歳まで現役で働き、聞いたこともない国の情報を集め、ひとりで旅立つ、そんな人生を歩みたい。