昨春、本島読谷に壷屋焼の金城敏徳さんを尋ねた。 1メートル以上あるシーサーを製作しながら「息子が宮古で壷屋焼をやっているんだ」と、ぽつりと言った。 金城敏信さんの工房は、下地地区の丘のうえにある。 やはり、おとうさんと同じように言葉が少ない「おやじと同じような大きなシーサーを造れる者は他にいない」と、ぽつりと言った。